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太陽光発電の伝道師が日々の出来事を書きます



太陽電池と太陽光発電基礎知識 その3 2010年08月31日

Qncs.jpg太陽光発での実力は?物凄い乱暴な論理展開になりますが(個人住宅、集合住宅、事業所全ての建物の4/5及び公共施設、産業施設の全てに設置したとして・・・これが前提ですが・・・)計算上、太陽光発電にて、2400億KWhを賄えるそうです。これは日本の総需要電力の約30%
と言う事らしい。どうも太陽光発電を勉強していると、このような非現実的、我田引水数値が時として出てきて、私は却ってこのような無意味な計算が、ある種の如何わしさを伴い、その普及に障害を来たしているように思えてくる。経産省のお役人が好みそうな数字でもあります。今回の項は、少しばかり眉に唾してお読み下さい。

plA.jpgpl@.bmpこの50年の太陽光発電はどんな前進が図られたのでしょうか?
@変換効率は、4〜10倍以上に向上できた(シリコン系)
Aコストは約1/100程度に低下する事が出来た。
B太陽光発電システムとして電力系統との連携は問題ない事が実証された。
C信頼性は20年以上大丈夫である。
D産業規模は世界で1兆円規模になった。極近い将来10兆円規模になる。
太陽光発電にとって、まだまだ発展途上。これから挑戦すべき事は何なのでしよう?
既存の電力料金に匹敵するコスト(グリッドパリティ)を実現できる時代が見通せるまでになってきました・・・・
課題@従来の発電コストと競争できる更なる低コスト化、あと1/2〜1/4への低減(高効率化、低コスト製造法、原材料の低コスト化)
課題A長寿命化・・・20年から50年〜100年へ
課題B普及を加速する為の政府主導による新政策
効率向上で低コスト化は実現出来る。
日本では、2007年から、現状の2倍の超高効率を目指し、2020年における発電コスト14円/KWh 2030年7円/KWh を目標に開発が進められている。
3KWの太陽光発電システムの価格を200万円とし、寿命を仮に20年とすると、この発電コストは33円/KWh となり、家庭用電気料金24円/KWhと比べると少し割高になります。しかし、寿命を30年とすると、22円/KWhとなり割安になります。
太陽電池の超寿命化を図ることで、相対的に発電コストが下がる事に繫がります。
加えて、売電価格が固定で、家庭用電気料金の倍の48円/KWHに設定され、また以降石油資源の枯渇に伴う高価格化を考慮すれば、遥かに太陽電池は経済的という事になります。
まだまだ、技術革新が進み、低価格化が期待できるから、設置にはもう少し待った方が得という考え方も確かに否定できません。
が、自家用車がEV化もしくはプラグインハイブリッド化すれば、家庭における発電施設の所有が便利且つ経済的でしょうし、可能性として、自動車のバッテリーが、家庭用バッテリーとして利用が出来るようになる可能性は高い。
何より、長寿命の太陽電池をいち早く設置した方がその長寿命のメリットを早くから享受できる。今、迷っている場合ではないと様々なデータが言っています。
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