Kritter :: BLOG
太陽光発電の伝道師が日々の出来事を書きます
姨捨山 2011年08月21日
以下、姨捨山伝説引用します。
「昔、年寄りの大嫌いな殿様がいて、60歳になった年寄りは山に捨てる事というおふれを出しました。殿様り命令には誰も逆らえません。親も子も、その日がきたら山に行くものとあきらめていました。
ある日のこと、一人の若い男が、年老いた母親を背負って山道を登って行きました。深い悲しみを振り払うように、ただ夢中で。ふと気が付くと母親が、ボキッ、ボキッと木の枝を折っては道端に捨てています。男は不思議に思いましたが、何も聞かずにそのまま歩いてゆきました。
年寄りを捨てるのは、深い深い山奥です。男は母親を残して一人帰るころにはもうとっぷりと暮れて、あたりは真っ暗闇。男はすぐさま道を見失って、母親の所に引き返しました。
母親は静かに言いました。さっき、木の枝を折ってきた、それを辿ってお帰り。子を思う親の深い愛情を、今更ながら知った男は、ついに殿様の命令に背く覚悟を決め、母親を連れて帰りました。
それから暫くして・・・隣の国の殿様が、この国の殿様へ使いを寄越しました。灰で縄を綯え。出来なければお前の国を攻め滅ぼす・・・
家来の誰に聞いても解らない殿様はは困り果てて、国中におふれを出しました。それを知った男は秘かに隠していた母親に聞くと、そんな事は造作もない。塩水で浸した藁で縄を綯って焼いてごらんと教えました。男は教えられた通り灰の縄をつくり、殿様に持って行きました。しかし、隣の国の殿様はまた難問を突き付けました。曲がりくねった細い穴の開いた玉に糸を通せと言うものです。今度も男は穴の一方に蜂蜜をぬり、反対側の穴から糸をいわいつけたありを入れなさい・・・と母親に教えられ、糸を通す事が出来ました。
次々と、難問を解かれた隣の国のお殿様は、こんな知恵のあるものがいる国と戦っても勝てる訳がないと、攻撃するのをあきらめました。
たいそう喜んだこの国のお殿様は、男を城へ呼び、褒美を取らす、何でも欲しい物を言うが良いと言いました。褒美は・・・・・男は決心して、母親の事を話しました。
なるほど年寄りと言うものはありがたいものだ、と殿様は自分の考えが間違っていた事に気付き、すぐさまお年寄りを捨てることをやめるようおふれを出しました。それからは、何処の家でも年寄りを大切にし、仲良く暮らすようになりました。」
こういう話が、現在の長野道、姨捨SAに掲示されています。その伝説以外でも、ここ姨捨は、JRの日本三大車窓に上げられるほど景色の良い所です。また、今では本当に珍しくなりました列車のスイッチバックも見る事が出来ます。たまたま先日私が通りかかった際、貨物列車がそのスイッチバックの最中でした。
何とも情緒のある姨捨です。
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